<2010年夏 第一回京都造形芸術大学卒業生全国公募展 入選作品> 「青春18切符」というタイトルで公募された。 大学の卒業証書が私にとっての「青春18切符」と捉え、芸術家の旅は、輪廻転生と同じく永遠に続くことをインスタレーション部門で表現。空豆は天に向かって鞘をつける。枯れて鞘が真っ黒になっても、また翌年の秋には種となって発芽、越冬して、春には一斉に蝶のような花を咲かせて実を結ぶ。 自宅の庭で、その強さと美しさ、命の素晴らしさに感動して生まれた作品。
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